音出し、ペグ、コントロール等、すべて大丈夫です。ネックも状態が良く、どのポジションの音出しも大丈夫です。フレッドエッジバインディングです。フレットも8割程度残っています。 ジャパンヴィンテージ黄金期の富士弦楽器のものです。EG-500だったと思います。この時期から国産ギターのレベルが一気に上がっていきました。その少し前だとグレコのレスポールでもネックがボルトオンでした。この頃のグレコではプロジェクトシリーズというのが始まったりで、気合の入った時期です。フェルナンデスなどのOEM生産をしていた東海楽器が自社ブランドを前面に打ち出したりで、各社がしのぎを削るデッドコピー競争が始まります。コピー精度は81年から83年頃の方が高くなりますが、総合的なクオリティは78年から80年頃の方が高いと思います。リアルタイムでその様子を見てきました。その上での個人的な感想です。また、今現在もかなりの数のこれらの時代のギターが手元にありますので、現物を見ての感想です。 ピックガードとPUセレクターのインジケーターがありません。使用上あまり問題ないと思います。その他にチョコチョコと当てキズがありますが、ボディ裏もバックル傷はほとんどなく、そこそこ状態はいいと思います。 この時期特有のセミホローボディで、音色が良いという声が多いです。フルオリジナルの状態ですので、本格的に使用されるなら、コントロール類、ジャックなどは交換されるとよいかと思います。44年も前に作られもので、それらのパーツの劣化はあると思われます。 付属品はありません。ギター用ダンボール箱にしっかりと緩衝材を入れて発送します。送料込みですが、本州以外の送付先となる場合は、ご購入前にご相談下さい。